2015年4月7日火曜日

水の施設の石と木。

日光宇都宮道路を今市ICで下りて日光杉並木街道に入ってすぐに宇都宮市今市浄水場があります。
大正5年(1916年) に給水を開始した宇都宮の水道創設の浄水場で、日本では31番目に古い施設だということなので飛び込みで見学してきました。
本当は事前予約が必要なようです。


赤い半切妻屋根の旧今市浄水場管理事務所は基礎が大谷石で作られている木造建造物。
管理事務所が新築された際に解体が検討されたそうですが、修復して現在は水道資料館として内部に古い資料が展示されています。

外観からは3階建てに見えますが実は2階までで、3階に見える窓は屋根裏ですがどこからも出入りできない完全な飾り窓なのだそうです。

上げ下げ窓のレール上部に滑車とロープが見えました。
壁の中に重りが入っていてバランスをとっている構造の窓ですね。

すぐ目の前には円筒形の出水井(しゅっすいせい)という施設。
こちらは現役で使用されているそうで中には入れませんでした。

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