2015年1月9日金曜日

乗っかる広告。

元日の新聞広告からもうひとつ。
多くの新聞広告を展開する大和ハウスです。



2013年、2014年と2年続けて起用していた女優の深津絵里さんをやめ、今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台でもある萩市の明倫館跡地に建つ明倫小学校の写真と吉田松蔭の言葉。


国の登録有形文化財に指定されている明倫小学校は、1935(昭和10)年に建設された木造2階建ての校舎。
外壁の板張りや屋根のデザインなどがとても魅力的な建物で、とても目を引く写真です。

大河ドラマにあやかってということなのでしょう。
広報戦略としては良くある話。

ところが実はこの広告。
2013年9月に大和ハウスが新聞に掲載した広告の写真やレイアウトデザインはそのままに、コピーを若干変えただけのもの。

同じ舞台を題材に広告を作るにしても、ここまで同じというはあまり例がないのではないでしょうか。
確かに良い写真なのですが、ちょっとどう?という気がしてなりません。
もっとも同じものを採用してまで、主張したいメッセージがあるということなのでしょうね。
左が2013年9月。右が2015年1月。
間違い探しのようです。
(比較のため大和ハウスのサイトより転載しました。)


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