2014年11月4日火曜日
三鷹から八王子。
書棚にあったはずの
尾辻克彦
著
「父が消えた」
。
見つからないまま、どうしても読み直したくて購入しました。
1981年の文藝春秋版の初版本です。
芥川受賞の「父が消えた」他、「星に触わる」、「猫が近づく」などの短篇5作品。
ぽつりぽつりと語りかけるような文体と、活版で組まれた一文字一文字の紙への圧力が、字面を追うのではなく「読む」という感覚を強く感じさせ、中央線からの車窓を想像させてくれます。
この本からしばらく赤瀬川ワールドへ再突入予定です。
1 件のコメント:
MOT
2014年11月9日 2:13
面白そうですね!自分も探してみます。
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