世田谷美術館で開催されていた「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めてーポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」を会期終了間際に見てきました。(11/24で会期終了)
世界的なポスターコレクターであり、ファッションブランド「BA-TSU」の創業者である松本瑠樹氏のコレクション展で、1997年にはニューヨーク近代美術館MoMAにて開催された「ソビエト・デザイン革命の構築/ステンベルグ兄弟展」に継ぐ大規模なポスター展。
これほどまでにロシア構成主義のポスターが見られる機会はそうそうないと思いながら中々行く事ができず、見逃しそうになってしまいました。
今回の展覧会の最大の目玉はステンベルグ兄弟による映画ポスターで、その大胆な色使いやフォトモンタージュ、タイポグラフィには現代のグラフィック表現の手法のすべてが確立されていて、まさに現代グラフィックの誕生といったところ。
しかもロシア語が全く理解できなくても訴えかけるイメージが伝わる表現力には圧倒されました。
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