色から受ける印象なのか、「ブロッコリーは夏、カリフラワーは冬」というイメージでしたが、本来は冬が旬のブロッコリー。
夏場はすぐに花が咲いてしまうので北海道など涼しい土地で栽培しますが、最近は北海道も暑く生産が安定しないのか、輸入ものばかりが目立ちます。
珍しく国産のブロッコリーに出会えたので、夏らしく寒天寄せに。
一口大で使用するときは固い方が好きなのですが、パスタと和える時など細かくするときは、やわらかい方がなじみやすいです。
寒天寄せは和風冷製スープのようなものなので、しっかり火を通しました。
蕎麦の実と白キクラゲのみじん切りをプラスして食感に変化を出しています。
すりおろしたヤマイモと二層仕上げで白と緑が涼しげになり、食感の違いも楽しいものになりました。
<ブロッコリーとヤマイモの寒天寄せ>
茹でたブロッコリー、戻した白キクラゲはみじん切りしておく。出汁で蕎麦の実を茹で、やわらかくなったらブロッコリー、白キクラゲを加え、塩で調味して粉寒天を溶かす。寒天が完全に溶けたら流し缶に移し冷ます。固まり始めたら別の出汁に粉寒天を溶かし、すりおろしたヤマイモに加えしっかり混ぜ、固まり始めた流し缶に移して冷やし固める。
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