2014年6月15日日曜日

原寸の力

渋谷ヒカリエのCUBE1.2.3で開催中の「原寸大|日本の建築ディテール 1964→2014」を見てきました。(6/16まで)


建築雑誌「ディテール」の創刊50周年記念号に合わせて企画された展覧会で、その名のとおり「原寸大」の図面を展示すると言う聞いただけでちょっと放っておけない展覧会。

会場には原寸図面とその図面の建築物の写真が向かい合わせに展示され展示空間としてもなかなかカッコいいものになっていました。

同じ図面でも全体図というのは、建築物のスケッチに似ていてちょっと絵画的に感じていたのですが、この詳細図というものは、パーツの組み合わせ方が素人でもけっこう解る図なので、より図面感が増して実物との距離感が近く感じました。



グラフィックデザイン的には、ポスターやチラシ、作品解説などがすべて「青焼き」をイメージしているデザインになっていてとても良いですね。

この会場で雑誌「ディテール創刊50周年記念号」を購入すると、色校正紙を1枚プレゼントというのもツボでした。

あまり頁が残っていなかったのですが、吉村順三氏の頁をいただきました。

雑誌編集部が企画した展覧会ということで、雑誌(印刷物)らしさがを出しているところなど、ちょっと面白い展覧会です。会期明日16日まで。入場無料です。



2005年に発売されたDVD「日本のモダニズム建築」が販売されています。
とても個人で購入できる金額ではないですが、会場ではPCで再生上映しているのでちょっと見られてお得です。

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