2014年4月13日日曜日

春のアケボノ

国分寺にある日立製作所中央研究所には立派なメタセコイアの樹が1本あります。
和名はアケボノスギですが属名のメタセコイアの方が一般的ですね。

名前の元になっているセコイアは常緑樹。
変わったという意味のメタが付けられたメタセコイアは、スギの仲間では珍しく落葉樹。
そろそろ芽吹く頃でしょうがまだ丸裸でした。

根元を見回すと、2つだけ球果を発見。
比較的良好な状態でしたのでさっそく収集。

マツボックリのようにマツやスギの仲間に見られる種子を包むかさ状の丸い実を球果と呼びますが、細長いものが多い中、メタセコイアはヒノキについで球に近い丸さを持っています。

開いたウロコの隙間まで計算され尽くしたようなみごとなバランスのデザインにほれぼれしてしまいました。

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