まもなく会期終了の展覧会。ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中の「勝井三雄展 兆しのデザイン」を見てきました。(1/31まで)
勝井三雄氏は日本のグラフィックデザイン界の重鎮で、1964年の東京オリンピックのデザインに携わった一人でもあります。
光輝く華やかな虹色で空間を描いたポスターデザインがまず思い起こされますが、今回の展覧会ではブックデザインをはじめとするエディトリアル100点が多く展示されていました。
手に取って見る事はできませんが、多くの書籍がモニターで内容紹介されているので、レイアウトをじっくり見ることができる展示になっています。
勝井氏のエディトリアルワークといって思い出すのが、田中一光氏とほぼ交互に担当していたモリサワの企業PR誌「たて組ヨコ組」。
デザインだけでなく編集企画まで担当していたもので、デザインを学び始めていた学生時代から刺激を受けていた、まさにグラフィックデザインの教科書だったことを再び思い出しました。
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