人間(ミクロコスモス)の身振りと大自然(マクロコスモス)の「身振り」を探る内容という作品は、デザイン行為が行なわれることの原点を形態学の観点から考えていくものという解説。
大理石パネルの敷き詰められたスペースに天井から吊るされる30枚のパネルに囲まれた小さな空間の内部には、シルクスクリーンで印刷された図像の集合体で内空間を形成。
パネルの展示される空間全体が外空間。
勝手な解釈ですが大小や内外という空間的な意識を通して、かたちからかたちが生まれるという現象を提示しているということはありそう。
とても難解な作品で一般的には馴染みのないデザイン学という分野ですが、ほんの一部に触れる事ができる展覧会でした。
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