先日開催されたミネラルフェアでは、お手軽価格な鉱物を数点購入。そのひとつがマラカイト(malachite)。緑色の濃淡のある鉱物で磨く縞状の模様が浮かび上がり日本名では孔雀石と呼ばれ、日本画の顔料「岩緑青」のもとの鉱物です。
水彩顔料としての緑は格別な発色だそうですが、油彩では原石の美しさが引き立たないとか。いまでは西洋画ではほとんど使用されないそうです。
磨いたものはその色や模様からパワーストーンとして癒しや邪気払いとして人気のようですが、磨く前は繊維のような結晶がとても美しい鉱物。
とても小さい塊なので研磨にも至らないものなのでしょうが、かえって鉱物の面白さが出ていると思います。
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