カレル・マルテンス氏はアムステルダムで活躍するグラフィックデザイナーで日本では今回が初個展。
印刷物で一般的に用いられるインキは透明度が高く、このインキを重ねる事で様々な色が再現(減法混色)できますが、この効果に魅せられたというマルテンス氏の作品は色見本のように美しいものばかり。
透明感のあるインキによって何層にも重なったことが意識できる作品からは、情報を整理し記録するグラフィックが、情報の積層媒体であるということを気付かせてくれる作品展でした。
デザイン学校のグラフィックデザイン専攻の2年生の授業で行きましたが、1年生にもぜひ見て欲しい展覧会でした。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)は、日曜・祝日休館で平日は7:00pmまで(土曜は6:00pmまで)
ですから、授業後でも間に合います。(入場無料)
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