先日のブログ「京王百貨店のハトの包装紙」で触れた「三越」の包装紙「華ひらく」。
画家の猪熊弦一郎氏のデザインでモチーフは石。
大きさも散らし方もバランスが絶妙です。
「mitsukoshi」の欧文ロゴは当時宣伝部にいた漫画家のやなせたかし氏。図柄とのマッチングが利いています。
1950年から使われていますが古くささを感じないデザインです。
「華ひらく」の包装紙には青色バージョンがあって、弔事用に使われます。
目的別に色違いのバージョンを作るというのは珍しい事ではありませんが、どこか違和感を感じてしまうことが多い中、もともとは青を想定していなかったはずの包装紙で赤、青ともに違和感がないのはさすがです。
青バージョンが手元にないのが残念。
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