高校の木工授業のためのサンプル作り。
教材で使用する材料というのは、自分が馴染みのある材料とはいかないことが多いので、事前に材料テストをしないとコワイという発想からサンプル作りをはじめたのですが、せっかくなので生徒達の制作進行に合わせて、制作過程を説明するのに使おうという欲がでたため、なかなか完成しませんでした。
12月も半ばとなり二学期も終了間近。ながながと付合ったサンプルがやっと完成しました。
完成した参考作品だけを見るのではなく、制作過程の要所を見せることで各段階での目標(木肌はどこまでヤスリ掛けするといいとか、塗装のための下地をどう作るかとか、バランスを取るためにどういった手順で進めるかとか・・・)が説明しやすく良かったのですが、自分のペースで制作できない分、ちょっと飽きたというのも事実です。
それでも一度作ればまた何かの時に使えるだろうと思いながら作ってきましたが、作品が完成してしまったので、今後、同じ課題をやることがあっても、制作過程の説明では使えないということに気付いてしまいちょっと脱力です。
西向きの教室の窓が夕暮れに染まるころにサンプルが完成。
風が強かったのでくるくると回って落ち着きがない魚たちでした。
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