竹尾見本帖本店で開催の「
竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション08 電子時代のグラフィックデザイン2 ーニュー・ウェイブの展開」展を見てきました。
会期最終日の滑り込みです。
グラフィックデザインがコンピューターによる表現に移行しはじめた1980年代。
この頃のひとつの完成形としてアメリカのニューウェーブと呼ばれたグラフィック表現があって、まだ大学を卒業したばかりの頃に憧れた当時の最新の表現は、アナログがデジタルになったということだけではない斬新な表現に思えて、アメリカで出版されたデザイン洋書を漁るように見まくっていた記憶があります。
デジタル表現が当たり前となった今見ると、逆にアナログでも表現可能なものも多いのですが、技術だけでなく「デジタル」で表現するということで、これまで表現されてこなかった構成デザインが生まれたということは確かにありそうです。
新しい技術を用いた表現を模索していたこの時代のポスターは、可能性を探っていた時代でもあり、作品に力がありますね。
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