東京都写真美術館で開催中の「鋤田正義展 SOUND&VISION」に行ってきました。
(9/30まで)
先日行った著名人のポートレートのみを集めたパルコミュージアムでの展覧会との同時開催ですが、こちらは鋤田正義氏の全仕事から300点以上を集めた回顧展です。
写真の展覧会というのは、プリントがパネル仕上げ(または額装)になって壁に掛けて展示されていることがほとんどですが、今回の展示ではちょっと大胆な展示方法。
会場に入るとテーマに沿って細かくブースが作ってあって、混雑時は大変だろうなという感じの作り。
ところがいくつかのブースを見た一番奥にはメインの広い展示室があり、ロール紙に大判プリントされた写真がそのまま床から天井付近まで届き、更に展示室中央には上面にモノクロームのポートレートがプリントされている大きな直方体が置かれた展示空間。
最新技術でも凝った装置でもないのにとてもシンプルで素晴らしい展示方法でした。
動画ブースでは鋤田正義が撮影を担当した映画やPVが上映。
寺山修司氏の映画「書を捨てよ町へ出よう」からの抜粋映像があるかと思えば、AKB48の「桜の木になろう」のPVまでありました。「桜の〜」はTVで目にすることはありましたが、ちゃんと見たことはなかったので、思わぬ所でストーリーを全て知る事に。それにしてもこのPVに出てくる学校の桜は絵になりますね。
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