2012年7月12日木曜日
夏休みはCM祭り
汐留のアド・ミュージアム東京で7/28から「日本のCMのぜんぶ1953-2012」が開催されるという情報を得ました。これはぜひ行かなくてはなりません。
CMがTV番組の付属物ではなく面白いものだと感じ始めた高校時代は、やっとビデオテープが一般家庭用に販売を始めた頃で動画を記録することはとても難しい時代でした。それが大学時代は一人暮らしでもちょっと無理をすればビデオデッキが買える時代になり、随分頑張って購入したデッキで録画に励んだものです。
当時アート系のセルビデオの価格は12,800円が定番価格。今からは信じられないです。まさかネットで動画検索してダウンロードなんて時代が来るとは想像していませんでしたので、いかに知人から貴重な映像ビデオを借りて、ダビングするかということに一生懸命でした。
そういえば、当時の大学の授業で、教授がヒッチコックの「白い恐怖」という映画のビデオを探していて、たまたまそのビデオを持っていたので提供したところ、それだけで「優」を保証されたこともありました。それだけ動画を所有することが難しい時代だったということなのですね。
社会人になって映像制作会社に務めた友人から、「昭和のCM100選」という業界用資料ビデオをダビングしてもらった時は狂喜乱舞状態で、今でも画像はそれ程良くないながら宝です。
というわけでこの「日本のCMぜんぶ」ですが、昭和は所有している映像で結構網羅されているので、狙いは平成。
平成のCMは技術的にも格段に進歩しているのでクオリティが違いますから今から楽しみですが動画は鑑賞にリアルに時間が掛かるので、夏休みは何度か通うことになりそうです。
ところで大学時代に教授に提供した「白い恐怖(Spellbound)」という映画は、アルフレッド・ヒッチコック(Sir Alfred Joseph Hitchcock)監督が1945年に制作した、イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)、グレゴリー・ペック(Gregory Peck)が主演のサイコスリラー。サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)が美術で参加していることでも有名です。
当時イングリッド・バーグマンにかなり傾倒していたので、たまたまビデオを持っていたのでした。ここにきて再燃の兆しあり?
「白い恐怖」1945年アメリカ公開
ヒッチコックの「サイコ」に出てくる、白い家のモデルがエドワード・ホッパーの「線路わきの家」なのだと、
返信削除前に美の巨人たちで観て以来ちょっと気になってたんです。
ヒッチコック。
うちのお母さんは昔「トリ」は観たらしいです。
私も今度「サイコ」を借りようと思っていたので、
そのとき「白い恐怖」もあったら借りたいです。
ダリも参加してるなんて気になりますね〜。
ヒッチコックはイギリス時代の「バルカン超特急」も好きですね。
返信削除グラフィックデザイナーのソウル・バスが手掛けたタイトルバックのデザインが良い「北北西に進路を取れ」や「めまい」もぜひ。