写真撮影の標準が
デジタルになって、
写真と
冷蔵庫が緊密ではなくなりました。
少し前まではフィルムの品質を維持するために冷蔵庫にはフィルムが相当のスペースを確保して入っていたのですが、最近はめっきりフィルムの量が減って存在を忘れてしまうほどです。
写真のフィルムは冷蔵庫に保管するくらいなので当然ながら「
期限つき」。
いくら冷蔵庫でしっかり保管してあっても、期限切れのフィルムは仕事では怖くて使えませんが、プライベートではある程度は許容範囲。
匂いを嗅いで「まだ平気」と言って食べてしまうのと似ていますね。
さて、そんな「賞味期限切れ」のフィルムに
ベスト判フィルムがあります。
このフィルムは幅46mmのロール状のフィルムで、
127フィルムというのがもともとの名称。
プラスティックボディのアンティークカメラに多く使われていたサイズで、コダックのみが長く製造を続けていましたが、1995年に製造を終了すると発表された際にカメラが飾りになってしまうと焦って買ったフィルムが冷蔵庫にあります。
期限は1996年9月。
流石に臭いを嗅ぐのも怖いほどのものですが、もともとトイカメラ的要素の強いカメラなのでかえって面白い効果が出るかもしれないし・・・と思い続けて今に至り、本日
久しぶりに見つけてしまったのでした。
期限切れではありませんが、4×5判のポラロイドなども出て来て、テスト撮影で使うだけでなく、写真としてそれなりに味わいがあって、何よりじっくり撮影するという状況がとても良かったということを思い出しながら、今の学生さん達はデジタルの方が標準なので、夏休みに自由研究的に使ってもらうのもいいかもしれないと考えたのでしたが、興味を持ってくれる学生さんがいるかどうか。
おもしろいと思うのですけどね。
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