デザイン学校の2年生と研究生による卒業&修了制作作品発表プレゼンテーションが先日行なわれました。
例年グラフィックデザイン専攻では共通のテーマを掲げ、学生が個別にさらに絞り込んだコンセプトで作品制作に臨んでいます。
今年度のテーマは「サービスのデザイン」
ユーザーや消費者の立場にたったデザインのあり方を考えました。
8月にテーマ発表があり10月頭に企画発表。
11月には中間発表を行いました。
今年度からはデジタルポートフォリオのデバイスとして学生全員に新規導入したiPadを、プレゼンテーションにも多いに活用して時代の急速な変化に対応しています。
グラフィックデザイン専攻のテーマ設定による卒業&修了制作も今年で7年目となりましたが、ここ数年の作品制作の傾向の中でも今年度の特色のひとつは、スマートフォン等のアプリケーション企画に関するデザインがあったことと、全体の作品傾向にアナログ的な表現を用いた作品などのバリエーションが多かったこと。
アプリに関しては急速なスマートフォンの普及が背景にあるのでしょうが、PCに頼りすぎないアナログな表現が増えたことには、ある意味デジタル表現であることが新しい表現ではなく、「数ある表現のひとつの技法でしかない」ということに学生自身も馴れて来たということなのかもしれません。
いずれにしても身の回りに様々なデザインの表現技法があることを示してくれたことは、これから続く後輩にとってもいい経験になったのだと思います。
この卒業&修了制作と1年生の学内展が2/17,18の両日に「Human Style」として開催されるほか、3/10にはアップルストア銀座のレクチャールームにて優秀作品発表会「HumanTunes」が開催されます。
Human Style.6
2/17(金)11:00-18:00
2/18(土)11:00-17:00
総合学園ヒューマンアカデミー東京校 本館
入場無料
HumanTunes.5
3/10(土)16:00-18:00(予定)
Apple Store 銀座
入場無料
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