最終日前日の滑り込みで会場入り口には行列ができるほど。
ワタリウムの行列は初めて経験しました。
手作りの学校を起源とする「レッジョ・アプローチ」の2000年以降の試みを子ども達の作品や映像、カリキュラムの解説とともに展示されていましたが、作品だけでなくその展示方法も長尺の紙に出力された解説文が部屋中に巻かれるなど、楽しい雰囲気の空間構成になっていました。
ワタリウムで2001年に開催された「レッジョ・エミリア展ー子どもたちの100の言葉」では、子ども達の周囲にはあらゆる素材があり自分で選ぶことができる環境の素晴らしさが特に印象的でしたが、今回は絵の具で絵を描いたり、粘土や針金などで工作することだけでなく、スクリーンに映した写真に自分たちが作った作品をPhotoshop上で自然に操作する様子などもあり新鮮でした。
何かを身につける実践を目的にした教育が多い日本ですが、子ども達に対するこうした取り組みはもっと広がって欲しいものですね。
2001年の「子どもたちの100の言葉」展で作られたカタログ。
共感する部分の多いステキな本です。
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