生物多様性条約第10回締結会議(COP10)は名古屋議定書と愛知ターゲットに合意し閉会しました。
それなりの成果だと思います。
COP10自体はいまひとつ広報や報道の仕方がうまくいっていなかったように感じていたので、今後の加盟国の取り組みに期待です 。
難航した「愛知ターゲット」は、目標の20項目がわかりやすいので、特にこれからどのような方法で取り組めるのか動向に注目です。
長期間にわたる活動目標の達成には、それなりの広報活動がなければ意識は薄れて行ってしまいますので、取り組みが多く報道されていくことにも期待しています。
さて、今年2010年は国連が定めた国際生物多様性年であり、国連が支援する様々な活動で使用するロゴマークが設定されています。
特に新しいデザインではありませんが、主旨にあった完成度の高いすっきりとしたデザインで、多くのメディアで目にするマークです。
http://www.cbd.int/2010/welcome/
同じようにCOP10でも活動に際して様々なメディアで用いるロゴマークを設定していました。
日本が議長国として舵取りを行うことを意味し、「折り紙」をモチーフにしたデザインにしたそうですが、このロゴはちょっといただけない感じ。
http://www.cop10.go.jp/
メディアでの印象も薄く、むしろ支援実行委員会のロゴの印象の方が強かったように感じています。
http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/index.html
ポスターはこのようなデザインになっていました。
マークの図柄は本当に折り紙で折れるのだということが分かりました。
(公式サイトからダウンロード)
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