昨日の中秋の名月に続き、満月の今晩も大雨となってしまいました。残念でなりません。
こうなったら月はなくとも「芋名月」。
収穫を月に感謝する儀式として里芋を喰わねば気分が収まらないです。
里芋は芋類の中で
は比較的低カロリーで、独特のぬめりに栄養素が多く含まれるそうです。
ぬめりの主成分は主に「ガラクタン」と「ムチン」。
「ガラクタン」は脳細胞を活性化させる他、免疫性も高め、がんの発生・進行を防ぎ、風邪の予防にも働く成分で、消化促進 整腸効果、血糖値や血中コレステロールを抑える働きもあるそうです。
「ムチン」は胃や腸壁の潰瘍予防、肝臓強化、たんぱく質の消化吸収の助成、滋養強壮作用など、酒飲みには嬉しい必須の成分です。
里芋には他にもカリウムが多く含まれ、体内の余分なナトリウムを排出し、高血圧やむくみ防止にも効果的だそうです。
秋には夏に弱ったカラダを上手く助けてくれる食材が収穫されるようにできているですね。
里芋はそのまま丸茹でにして塩で食べてもウマいのですが、折角の感謝祭なのでちょっと手を加え、有名な沖縄料理店「うりずん」のオリジナルメニュー「ドゥル天」をアレンジしてみました。
この「ドゥル天」は沖縄の伝統料理「ドゥルワカシー」を丸めて小麦粉をはたき揚げたもの。
本来は里芋の品種の「田芋」を使いますが、一般的な里芋で作りました。
軟らかく茹でてマッシュにした里芋に、茹でて粗みじんにしたキノコと豚肉を加え、出汁で混ぜ合わせます(これがドゥルワカシー)。
できたドゥルワカシーを丸めて小麦粉をはたき、表面をカリっと揚げます。これが「ドゥル天」。
今日は多めの油で揚げ焼きにしてみました。
まんまるの芋名月に乾杯!
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