先日のリアルkitaCafeで、NuAmuMisin?の課長から
「石膏像(ラボルトとマルス)の携帯ストラップを頂きました。
石膏像なんて美大受験と関わらなくなって久しく意識していませんでしたので、その響きがとても懐かしかったです。
このマルスは「Mars」と表記しますが、これって
「火星?」と思い調べてみました。
石膏像のマルスは戦争の神様で、赤く燃える火星が戦いをイメージさせたというのが一般的なようです。
管弦楽のための組曲「惑星」(ホルスト)でも
「火星 戦争をもたらす者」
(原題:Mars, the Bringer of War)
となっていますね。
この軍神マルスの宿る「火星」はその赤い色から災いや争いなど不吉なイメージがつきまといますが、同時に地球の隣の惑星として探査計画も多く、近年研究が進んでいます。
この酸化鉄の砂漠に覆われた赤い星の展覧会が東京大学総合研究博物館にて開催中です。
「火星ーウソカラデタマコト」
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2010MARS.html
人類が抱いてきた「火星」のイメージとそれによって促進され、これからも発展する探査に焦点を当てたユニークで興味深い展覧会です。
同時開催の
「昆虫標本の世界—採集から収蔵、多様性保全まで」
も期待の展示です。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2010INSECTS.html
夏にふさわしい「宇宙」と「昆虫」の2つの展覧会は10/30(日)まで、科博と違って子ども達で混雑にはならない渋い博物館なので、ゆっくり鑑賞できるはずです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。