建築家であり都市計画家の津端修一さんと英子さんの暮らしを撮ったドキュメンタリー映画です。
津端修一さんはアントニン・レーモンドや坂倉準三の元で建築を学び、高度成長期に多くの団地の住棟配置の設計を手掛けた建築家。
風が通る里山的な団地の構想を持ちながら実現しなかった夢を、アントニン・レーモンドの自邸を模した設計の平屋建てに込め、敷地の2/3を占める庭に雑木林と畑をつくり、自然の恵みとともに暮らしてきた姿が描かれています。
また、住まいのあちこちに見られるロープ使いも、ヨット部出身の修一さんならではの工夫が活きていて、見どころのひとつ。
2016年に東海テレビで放送され劇場版に再編集され2017年1月に劇場公開された話題作。
人と住まい方について考えさせられる素敵な映画です。
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