2016年8月2日火曜日

フォルムとスペースの緊張感

ポーラミュージアムアネックスで開催の「菊池敏正 対峙する客体 -形態の調和と造形-」を見てきました。
会期終了間際ぎりぎりでの観覧です。(7/31で終了)



東京丸の内のKITTE内にあるインターメディアテクの研究部門特任助教であり文化財保存学の専門家である菊池敏正氏の作品展。

幾何学モデルや自然科学の標本などの博物資源が展示された空間は、形態の緊張感からか、絵画や彫刻が並ぶ美術館以上に静かな空間を形成しています。

また博物資源を支えたりしまうための台座や箱の重要さも改めて感じた展覧会でした。

「学術の中に美しさがある」という菊池氏の言葉も納得です。

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