写真家の石内都氏といえば広島原爆の被爆遺品を被写体とした「ひろしま」があまりにも有名で、2008年に目黒区美術館で見たその写真の記憶は未だに鮮明です。
今回の展覧会はその石内氏がメキシコを代表する現代画家のフリーダ・カーロの遺品を撮影した写真展。
2012年に撮影され、翌年にはパリで発表された写真は日本では初めて展示される貴重な機会です。
35ミリのフィルムカメラで自然光での撮影という写真は、淡い光の中に色彩が揺れ動いているようで、一瞬を捉えた写真が時間の流れを感じさせる動画のように感じられました。
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