先日、知人からちょっと変わった魚の置物をいただきました。
皮や布などの両面に隙間を開けて貼り付けられた板状の胴体が、蛇腹のようにくねくねと動くというもの。
しかし、これが残念ながら不完全な状態。
パーツが外れたことでベースの布に力がかかりすぎて尻尾が切れそう、魚を立たせるための腹ビレもありません。
このままではかわいそうなので、木の板からパーツを切り出してサイズを合わせ、色を合わせていきます。
布部分は前後のパーツに挟み込む隙間を削り、麻糸を束にしてはめ込み接着。
最後に塗装を完了したパーツを接着して仕上げました。
こういう作業ってけっこう楽しい。
なさけない感じだったのですが、ちょっと凛々しく感じるようになりました。
今ではあまり見かけなくなりましたが、デパートの玩具売り場などには、おもちゃの病院というものがあって、ゼンマイが切れたとか、モーターを使った玩具が動かないとか、部品が一部外れたりしたものなんかを修理してくれていました。
今では児童館や地域センターなどで定期的に開業しているようですが、やはり直して使うという文化は大切にしたいですね。
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