2016年4月25日月曜日

超ファッション。

国立新美術館で開催中の「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」のレビューです。(6/13まで開催)



2011年9月から21_21 DESIGN SIGHTで開催された「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展以来の展覧会で、1970年に三宅一生氏が活動を開始してから現在までの約45年間を振り返る規模は圧巻。

造形としてのデザイン創造、素材との向き合い方、技術の継承や先端技術への研究心、それらが融合してなおかつ破綻することなく最高のデザインを生み出し、「PLEATS PLEASE」、「A-POC」、「132 5. ISSEY MIYAKE」といったファッションブランドとして確立されてはいますが、ファッションという言葉では言い表せない大きな文化を感じさせるものになっています。

会場のラストの映像も含め、時間をかけてじっくり鑑賞したい展覧会です。

国立新美術館では4/27から「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」が始まるので混雑が予想されますが、デザインの学習をしている学生さんには必見の展覧会です。

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