学生の頃に学んだ写真撮影の照明は、昼光用フィルムに合わせたブルーランプを使うというのが一般的でしたが、ブルーランプというのは一般的な黄色い電球よりコストが高い上、熱のため使用時間によって退色してしまい、電球が切れなくても一定時間を過ぎたら取り替えないとフィルムの色再現が難しいというちょっと厄介なもの。
かといって黄色いランプでは色を補正するためにブルーのフィルターをかける必要があり、これはこれでいろいろ面倒でした。
ところがデジタルではカメラ内部でホワイトバランスという色調整の機能があるため、一般的な黄色い光のランプで事足りるようになり、照明を使った写真撮影がとても気軽になりました。
デザイン学校の撮影実習でも一般的な黄色い電球を使っています。
色再現という意味では蛍光灯でもLEDでも照明は何でも良いので、家で作品を撮影したい時など、蛍光灯やLEDのスタンドでも実は撮影はできてしまいます。
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