京橋のLIXILギャラリーで開催中の「建築の皮膚と体温-イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界- 展」を見てきました。(11/22まで)
イタリアンモダンデザインの巨匠である建築家のジオ・ポンティ氏と言えば、まず超軽量で機能と美を極限まで追求した椅子「スーパーレジェーラ」が思い浮かびますが、イタリアの陶磁器メーカーであるリチャード・ジノリのアートディレクターを務めていた経歴があるそうで、今回の展覧会は建築のマテリアルであるタイルに注目したもの。
陶磁器メーカーであるINAX(現LIXIL)がポンティ氏のデザインしたタイルを再現して展示。
その手仕事による温かさが、建築の無機質な空間を人間的に演出しているということが感じられる構成です。
タイルの並べ方でデザインが変わる様子を表現したアニメーションもとても楽しく、空間を見せるだけではないグラフィカルなインテリアの見せ方に感心してしまいました。
会場で上映していた映像の一部がYouTubeにアップされています。
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