2014年5月12日月曜日

墨線とヒロシマ。

クリエーションギャラリーG8で開催中の『葛西薫展「ヒロシマ・アピールズ」』を見てきました。(5/15まで)


「ヒロシマ・アピールズ」は、JAGDAの会員から1名が選ばれて制作する、世界平和を希求するシリーズポスターで、第1回となる1983年版の故亀倉雄策氏による「 燃え落ちる蝶」はあまりにも有名なポスター。

今回の葛西薫氏のポスターはJAGDAの亀倉雄策賞にも選ばれていて、黒い墨で描かれた力強い線が、PCで加工しつくされた最近のグラフィクデザインの中で際立っています。

このポスターの原画と「ヒロシマ」のために描かれた多くの原画が並ぶ会場は、多くを語らないシンプルな構成の中に静謐な時間を感じました。

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