2014年5月1日木曜日

名残惜しい。

気軽な記録用に使っていたコンパクトデジカメFUJIFILM FinePix F30


レンズ内部にホコリが入り込んでしまって、写真に影のノイズが多く出るようになってしまい、どうも具合がよくありません。

レンズ交換のできる一眼に比べ内部がむき出しになることはないコンデジですが、レンズのズーム駆動部分など隙間がない訳ではないため、どうしてもホコリは入ってしまいます。

こうなるとメーカーにクリーニングを頼むしかないのですが、なんと分解クリーニングができない設計だそうで、レンズ部分を丸ごと入れ替えるのです。

実は数年前にもメーカーへ持参してレンズ交換をしています。

このレンズとズーム駆動部分の機構を丸ごと交換。


2006年発売当時の価格が40,000円代でしたが、レンズ交換は10,000円ほどかかります。
分解清掃ができる機構にすることで本体が大きくなったり、部品が多くなってコストがかかったりするというのが一番の理由なのでしょう。
さすがにもう一度交換してまで使うのもどうかと思い、買い替えをすることにしました。

撮像素子は1/1.7型と現在のコンデジと変わないものの、有効画素数630万画素ですから、今では2倍から3倍以上の解像度ですし、画像処理エンジンも日々進化しているので、同じ価格帯でも高性能になり、長く使い続けることが想定されていないというのが、現代のデジカメの宿命なのかもしれません。
機械的にはまだ使えるだけに残念で、ちょっと淋しいですね。

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