現代美術家の高松次郎氏、赤瀬川原平氏、中西夏之氏によるハイレッド・センターの結成50周年を記念する展覧会です。
ハイレッド・センターは芸術を展示作品というオブジェだけでなく、「直接行動」や「イヴェント」という行為で表現し、その後の現代美術界に大きな影響を与えました。
展覧会では当時の活動が豊富な作品資料と共に丁寧に解説され見所満載。
個人的には1962年のイヴェント「敗戦記念晩餐会」の会場がご近所の国立市公民館だったということにはこれまで気付いていませんでしたので驚き。
会期終了間近ということもあったのでしょうが、会場には若い世代の人も多く、大盛況の展覧会でした。
ハイレッド・センターの活動については手元にある赤瀬川原平著「東京ミキサー計画」(PARCO出版)がとても詳しいのですが、すでに絶版のようです。
その後ちくま文庫版が出版されましたがこちらも品切れ状態。現在は中古しかなさそうですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。