2014年2月24日月曜日

口紅から絵具まで。

先週までの雪がまだまだ残る休日。
久しぶりに近くのアンティークショップへ出掛けてみました。
家具などの大物の古物がメインのお店ですが、小物で気になるものを発見。


EASEL NOTE BOOK
SHISEIDO COLOURS CO.,LTD.

資生堂のノート?

アールデコの寵児カッサンドルのデザインしたフォントにどこか通じるデザインが、渋い色使いの中に華やかさを感じさせます。

いろいろ調べてみると、資生堂では昭和半ばの一時期、水彩絵具、スケッチブック、ノートなどを製造販売していた時代があったようです。
手元の資料「資生堂宣伝史」にも昭和19年(1944年)に資生堂絵具工業株式会社の文字を発見。


色素や顔料をワックスや油脂で固める口紅と絵具に共通点があるのかもしれませんね。
デジタルデータの保存がフロッピーディスク(FD)だった時代に化粧品メーカーの花王が、ファンデーションの細かい粒子を均一に塗布する技術を用いてFDを製造していたことを思い出しました。
まだまだ知らない事が多くあって面白いです。

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