豚肉はスライスよりもかたまり肉の方が自由度が利いて魅力的なので、肩ロースやバラ肉のブロックをついつい探すのですが、脂の入り方などが納得いかなかったり妙に高かったりして、思うように手に入れられないことが多いです。
それに比べ、脂身のほとんどないヒレ肉は、比較的安価で品質も安定しているようで利用頻度が自然と高くなります。
ヒレ肉は脂がない分調理方法によっては固くぱさついた感じになってしまうので、脂を補うトンカツが最適で、炒め物などには向かないのかと以前は思っていたのですが、中華料理で行なう下処理を行なえば、とても柔らかくジューシーに仕上がると何かの本で知ってからは、炒めでヒレ肉を使うことが多くなりました。
基本は水分と油分を補うことと、肉にしっかりと吸わせたあとは逃がさないこと。
卵を加えると一層美味しくなります。
鶏胸肉でも有効で驚くほど変わります。
<豚ヒレ肉の中華風ケチャップ炒め>
豚ヒレ肉は6〜7mmの厚さにカットし、酒、油、片栗粉、塩をもみ込み1時間程度置いて下味をつけておく。
フライパンに油を引き肉を焼いたら、トマトケチャップとオイスターソースの合わせ調味料を加えて煮詰めながらからめる。
仕上げにごま油を加え、コショウを挽く。
レタスなどの野菜を皿に敷き、炒めた肉を盛る。
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