2013年8月19日月曜日

飼育の責任

もともとは入院した身内のお見舞いだったサカサクラゲですが、いろいろと世話が大変なため退院と同時に我が家に来ています。
冬は水温が低下しすぎないように飼育瓶の下にシート状のヒーターを敷いてやりましたが、最大の難関と思われたのが夏の暑さ。
冷却ファンの導入による水温管理と頻繁な水質管理とエサやりで、なんとか頑張ってくれそう。
生き物を飼うのは大変です。

このクラゲは体内に光合成をする褐虫藻が共生しているため、明るい窓辺に置いておけば褐虫藻の光合成によってクラゲが養分を得るという「何も世話がいらない」という触れ込みで販売されていますが、褐虫藻だけでは養分が充分ではなく、しかも褐虫藻はサカサクラゲの個体によって多かったり少なかったりするので、エサは絶対必要。
エサを与えなければ水質の悪化はゆっくりですが、それでも悪化はしますし小さな瓶なので水温変化は避けられません。
果たして小瓶の中でどのくらい生きられるのでしょうか。ちょっと心配。

いろいろとネットで調べて、出来るだけ大掛かり(クラゲ飼育用の専用水槽というのも世の中にはありますが)にしないようにしながら頑張って飼育していますが、生き物なのですから、世話が要らないという売り方ではなく、長く飼育するには世話がいるということをきちんと表示して欲しいですね。
水温上昇と水質悪化でかなり弱ってしまった時期もありましたが、なんとか改善。
元気に大きくなってきました。

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