2013年7月9日火曜日

見せたいものを意識。

デザイン学校の研究生達と実施した「夢の島熱帯植物館」での写真ゼミ。

カメラや写真が好きな学生さん達ですが、まだまだ納得のいく写真が撮れないということで、考えて撮影したものをその場で見せてもらいながら上達してもらおうという趣向です。
撮るものは自由。
まずは自分が撮影したいという欲求があって初めて自分の写真が成立するので、スタジオなどでライティングの仕方を実習する時などは別ですが、「これをみんなで撮ります。」ということはフィールドではしません。
目の届く範囲で自由に撮り歩いてもらっている間にこちらも撮影。
もっとも撮り始めてすぐに、カメラの調子が悪く持参しなかったと言ってiPhoneで撮影していた学生さんにデジタル一眼を貸したので、iPhoneで撮影してみました。

iPhoneのカメラはなかなか優秀なので、PCなどで見る分にはかなりの写真が撮れるのですが、標準搭載のカメラアプリでは、AF/AE(オートフォーカス/露出オート機能)ロックが共用なのでちょっと不充分。

有料アプリですがAF/AEロックが別々に設定できる「ProCamera(¥450)」がいまのところ最強だと思っています。

iPhoneでは拡大するだけのズーム機能は基本的に使いませんし、構図とAF/AEだけを気にして(たまにホワイトバランスロック)撮影するので、高機能デジカメよりも吟味した写真が撮れる気がします。
ただ画角がちょっと中途半端なんですよね。仕方ないですが。
露出をどこに合わせるかで格段に写真が変わります。画面の暗い部分に合わせれば全体は明るく。明るい部分に合わせれば全体は暗くなります。それぞれのディテールを画面で確認しながら撮影できるので、露出を変えて撮影することもできますね。

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