2013年7月13日土曜日

打ち水と同じ原理で

連日の猛暑で死活問題のサカサクラゲ
日中は出来るだけ室温変化のないところへ移動していましたが、水温が30℃を超えるとクラゲ本体はともかく、体内に共生している褐虫草が耐えられないようで、そうすると本体のクラゲも栄養が充分に取れなくなって弱くなりだんだん元気が無くなると知り、急遽「サカサクラゲさん夏場の高温を乗り切ろう対策」を実行。

小型水槽用のファンと断熱材を購入。
室温が上がってしまう日中にファンを回して気化熱で水温を下げる効果と、室温に影響されにくくするために容器を断熱材でくるむ計画です。

最近はネットで何でも調べられて通販までできるのでホント便利。お店で探すとなったら大変です。相談してもニッチなアイテムは在庫がなかったりするので、結局は注文して納品されたらまた出向く訳ですから。
基本的には「モノは見ないで買えるか!」というスタンスなのですが、こういう特殊なモノはホント助かります。届くの早いですし。

早速取り付けて温度変化を観察。
ファンを水面に当てることで水分が蒸発し、気化熱で水温が下がるという仕組。
本当に効果あるのか?と疑心暗鬼でしたが、容器が小さいので効果は絶大。1時間で3-4℃は下がります。気化熱ということは強制的に蒸発させるので、使い続けた時にどのくらい蒸発するのかも心配。サカサクラゲは海水なので、蒸発すると塩分濃度が高くなり過ぎてしまいます。

まだまだ水温や水位のデータを取得中ですが、とりあえず何とかなりそうな予感。
頑張れクラゲさん!

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