2013年7月25日木曜日

旧装置の復活。

途方に暮れたポジフィルムの整理。
方針がほぼ固まりました。最優先は体積を減らすこと。
思い切ってスライドマウントとファイリングをやめる決意をしました。
体積がざっと30分の1になる計算。

問題はとても見づらくなること。
この点はフィルムすべてデジタル化することで無理矢理納得。もっともフィルム自体の経年劣化も無視できないので、デジタル化はいつかはやらなければならないと思っていましたから仕方ないです。

デジタル化にあたっては、外注、フィルムスキャナーの購入なども検討した結果、スライドデュープを選択。
要はポジフィルムを35mmフルサイズのデジタル一眼で等倍撮影するということ。
もちろん外注はしないでコツコツと自分で行ないます。

スライドデュープはマクロ撮影なためピントがとてもシビアになり、スライドとカメラを平行にセットすることが一番問題になります。簡易的には三脚とライトボックスという組合わせも出来ないわけではありませんが、精度や効率がイマイチ。
そこでフィルムカメラで使用していた秘密兵器の登場です。

マクロ撮影のためのベローズアタッチメント。
レール上にすべてのアイテムが固定されるので平行も難なく確保できる優れもの。スライド複写アタッチメントもあるので完璧な装置(のはず)。

1980年代の商品ですでに生産終了の装置ですが、現行のデジタルカメラと組み合わせても使うことができるというのは、マウント形状を変更しないNikonの偉いところですね。さすがです。

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