ギャラリー間で開催中の
「ここに、建築は、可能か:第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館帰国展」に行ってきました。(3/23まで)
第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞した企画です。
震災にあった陸前高田に建てられた共同活動の家「みんなの家」の企画から建設までのプロセスの1年間を巡る展示ですが、展覧会サイトやフライヤーでは、ビジュアルとして見えて来るものは、数本の丸太が貫かれた小さな小屋のような建物ばかりで、何が「金獅子賞」として評価されたのかが今ひとつわからなかった展覧会。
実際に見てみるしかないと足を運びました。
会場には手のひらに乗るほどの小さなスタディ模型がぎっしりと並び、その一つ一つにコメントが付けられています。
最終的に完成した「みんなの家」の模型や施工VTRとこれらのスタディ模型を見ていると、ひとつの建築が持つ意味「スペースとしての建築。人が集う場所としての建築。」がひしひしと感じられ、「ここに、建築は、可能か」のタイトルの意味が理解できました。
空間系のデザインを学ぶ学生さん必見の展覧会です。
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