ボホール島から1時間ほどですが、カビラオ島よりも潮の流れがあるため、バラクーダやギンガメアジなどの大群が集まりやすいポイントで有名。
午前中2本では、流れもとても緩やかでアオウミガメはたくさん出会うものの大物は出できてくれません。
午後は今回のラストダイブ。
1本目と同じポイントから違う方向へ流していくものの、やはりカメ・カメ・カメ。中にはカメの甲羅にコバンザメがペアでついている個体も。
カメをひやかしながら、その後も基本的にマクロで流し、今回は大物はダメかなと諦めかけていたところ、
ついに出ました!
ギンガメアジの大群です。
体長は60〜70cmくらいでしょうか。
10〜12mくらいの浅い深度なため光も充分。名前の由来(銀紙鯵)の通り、銀色に輝く体表がとてもきれいです。
はじめはやや遠かったのですが、着底しているとどんとん群の塊が近づいてきました。
最後は囲まれながら通過。
写真を撮ってる場合ではないというくらいのステキな体験でした。
水中では出会える生き物が様々なのでマクロ(接写)撮影から大物のワイド(広角)までを網羅したいところですが、水中ではレンズ交換ができないため、なかなか両方に対応するのが難しく、水中写真のプロはマクロとワイドで機材を変えるのですが、レジャーダイブではなかなかそこまでできないのが悩みどころ。
今回の撮影で仕様した機材RICOH Caplio GX100は、すでに製造中止のモデルですがコンデジの中では比較的マクロに強く広角にも強いハイエンドクラス。
難点は感度を上げると画像の荒れが際立ってしまい感度が上げられないこと。少し離れた魚にはストロボ光を届かせるために感度を上げたいところですが・・・離れると浮遊物の障害もでるのでここは自然光でという対応でまあ何とか納得。
もう一点はバッテリーの消耗が早いこと。今回は1ダイブ45分くらいで水温も高かったので2本潜って予備バッテリーに替えればなんとか対応できましたが、もう1個用意するかどうか考えどころです。
それでもこの上の機材を狙うとなるとミラーレス一眼となってしまいますから、コストパフォーマンスも含めて総合的には中々優秀な機材だと思いました。しばらくはこの機材で技術を磨きます。
今から次のダイビングが楽しみです。
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