2013年1月27日日曜日

魅力の紙箱。


銀座グラフィックギャラリーで開催中の松永真ポスター100展に行ってきました。(1/31まで)
会期終了間近のぎりぎり滑り込み観賞です。

展覧会のタイトルは「ポスター100」とありますが、会場に設置のモニターにはパッケージデザインなど様々なメディアも紹介されています。

松永氏を代表する有名なパッケージのひとつであるscottie(スコッティ)。
唯一四角い紙箱のまま部屋に置いておける素晴しいデザインのティッシュボックスですが、現在は発売しているのでしょうか?すっかり見なくなりましたね。
会場受付ではscottieポケットティシューが配布されています。

個人的には松永氏の作品といえばフランスタバコの「ジタン」(GITANES)のライト版である「ジタン ブロンド レジュール(GITANES Blondes LEGERES)」のパッケージがとても好きです。

GITANESはフィルター付きや両切り、ライトなどのバリエーションによって、ブルーの色が濃かったり、煙の色がブルーだったり、ベースが白だったりしますが、レジュールほどのデザイン変更はされていません。GITANESオリジナルの雰囲気をしっかり残しながら、現代的にアレンジしてあって見事なデザイン。
左手前がオリジナル。右手前の2つが松永氏デザイン。

このジタン ブロンド レジュールはフランスのみの発売でしたが当時どうしても欲しくて、フランスにいた知人に頼んで手に入れたものです。その後も日本での発売はなかったと思うので手に入れておいて良かったです。

タバコのパッケージデザインというのは紙箱パッケージの華でしたが、日本では2005年くらいから警告表示が30%以上で表示されることが義務づけられたため、デザイン的に魅力がなくなりました。
世界的にも警告表示が随分大きくなっているようですね。

久しぶりに渋谷の「たばこと塩の博物館」の常設展示にあるパッケージコレクションを見に行きたくなりました。

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