2012年7月31日火曜日

ハーブ・ヴォーゲル氏


2010年に公開され日本でも話題となった映画「ハーブ&ドロシー(HERB & DOROTHY)」の主人公のひとりハーブ・ヴォーゲル(Herbert Vogel)氏が22日に亡くなったそうです。享年89歳。>>NYタイムズの記事

スターが一人も出て来ない老夫婦二人のドキュメンタリー映画であることから日本では配給が付かず、映画ビジネスには無縁の人々の尽力で公開されたこの映画は、一般市民の収集した現代アートコレクション2000点以上が国立美術館に寄贈されるまでの物語を描いたもので、世界の映画祭でも賞賛されつづけ日本でもロングランを記録したほどの名作。


アメリカ公開時の「ハーブ&ドロシー」予告編


今年秋には続編「50×50」が公開される予定だった矢先。
今も編集作業が続いていますが、本人に見てもらえなかったことは、何よりも佐々木芽生監督ご本人が悔やまれていることでしょう。
映画公開を静かに待ち、ご冥福をお祈りしたいと思います。

続編でもあり完結編「50×50」


>>映画「ハーブ&ドロシー」のkitaCafeレビュー記事


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