春になると東南アジアから繁殖のために日本に渡ってくるツバメ。軒下など人が生活する近くに巣を作るのでとても馴染みのある野鳥ですが、田畑の減少などにより年々生息数が減っていると言われています。
kitaCafeのある国立はまだまだ自然も残る地域なので、毎年決まってツバメが巣をつくる場所がいくつかあり、足をとめてツバメの巣を見上げる人をよく見かけます。
野鳥の中でもくちばしが小さく力の弱いツバメは、ヘビなどの天敵だけでなくムクドリやカラスなどの他の鳥からの襲撃を防ぐために、人の多いところに巣作りをする上、帰巣本能が強いので一度巣を作った場所は翌年も帰ってくる確立がとても高いので観察しやすい野鳥です。近くのリサイクルブティックの出入り口上にも毎年巣が作られ、今年も戻ってきました。
先日、この巣から雛が巣立って行きました。今は留守中ですが1年に1〜2回、7月頃まで繁殖するので、また戻ってくるかもしれませんね。
巣立ちの2〜3日前。もうけっこう大人な凛々しい姿です。
なかなか目の前で張っていることができないので、親鳥の撮影は困難。
日本野鳥の会では「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」を実施しています。
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