2012年5月25日金曜日
やっぱりNIKE!
デザイン学校の授業で汐留のADMT(アドミュージアム東京)へ行きました。
「
第90回ニューヨークADC(ArtDirectorsClub
)賞入賞作品展」です。
(7/1まで)
この展覧会のいいところは、作品のコンセプトに触れた評価ポイントの解説がしっかりしていること。デザイン作品の展示のツボを押さえています。さすがは大手広告代理店の電通が運営しているミュージアム。高田馬場の学校からは遠いのが難点ではありますが。
全体的な感想としては、
Facebook
や
Twitter
を使った総合的なキャンペーンを展開した作品の受賞が多いこと。今やネット上での口コミは最も有効な広告でその取り込みが重要な課題のようです。
今回の受賞作品の中でも特に印象的なのが、その年の最も革新的な作品に与えられるブラックキューブを受賞したNIKEの「
Nike Write The Future
」。有名な話ですが、サッカーワールドカップの公式スポンサーではないNIKEが、ワールドカップの時期の話題を取るためにあえてフルバージョンはYouTubeだけで展開していたというCM。
ルーニー、ロナウジーニョ、C.ロナウドらのプレーで起こる一瞬の出来事が、TVやネットを通じて世界中に影響してゆく様を描いたもの。サッカーファンでなくても楽しめ、NIKEのCMの中でも最高の出来な気がします。
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