今年度は高校で
工芸科目を担当します。
デザインの授業ではPC使用が圧倒的に多い中、実際に手を動かして制作する授業なのでとても楽しみですが、制作過程毎のポイントや時間配分についてなど、事前にかなり検討しなければならない面も多いので試作を作りながら念入りに準備を行なっています。
1学期は金工技法の
鋳金を体験。
原型作りから鋳型制作、鋳込み、仕上げまでが全て行なえるかなり良く出来たキットがあるので、それを使用。
まずはワックス原型の試作。
素材の強度など、初めてワックスを扱う生徒が破損することも考慮して補修も試しています。
工芸では専門的な道具などもありますが、生徒は学校教材にある最低限の道具を使うので同じ状態で。もっともカッターナイフだけで全て彫りましたが。
アイデアスケッチもなく、具体的なプランもなく削り始めてしまいましたが、途中からコブラ型にすることに決定。(ちょっと途中からで無理もありました。)
湯道用の丸棒もキットに入っていて、ホント至れり尽くせりのキットです。
このあとは石膏に埋没させて鋳型を制作します。
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