2012年1月5日木曜日

鈴なりの

お正月の初詣は近くの谷保天満宮へ。

903年(延喜3年)に菅原道真の三男である道武が、父を祀る廟を建てたという記録があり、1885年(明治18年)には府社に昇格。

東日本の天満宮としては最も古く、湯島天神亀戸天神とならび関東三天神と称される由緒ある天神さんです。

さほど大きくない境内ですが、菅原道真に縁の梅林や牛の像もあり、各地からけっこう参拝者が訪れます。

今年は5年に一度の「谷保天満宮菅公御神忌1105年式年大祭」が開催される年でもあるので、秋には平安時代から伝わる古式獅子舞や、平安時代の装束にて市内を巡る荘厳な行列などでまた賑わうことでしょう。

お正月の境内も少し落ち着き出した夕方。
樹上には境内で放し飼いされているニワトリたちが休憩していました。

天神さんからの帰り道、デザイナーで建築家の小泉誠氏のショップ「こいずみ道具展」の表には、とても美しい正月飾りがありました。

日本のお正月にはお正月ならではの意匠があって、現代の生活にもしっかり馴染むデザインというのはあるのだと感心しました。

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