八百屋さんには大きくて立派なレンコンや、小振りで形が揃わない半端ものまでいろいろ出回るようになりました。
レンコンはビタミンCの他、カルシウム、鉄などのミネラル、食物繊維も豊富。
でんぷん質が多いので、加熱した時のビタミンCの損失が少ないのも魅力です。
多くの野菜がそうであるように、レンコンも皮の方が栄養価が高いので、できるだけ皮を剝かない調理がいいようです。
ただ、レンコンは皮を加熱すると黒っぽいぶつぶつが出て、見た目はキレイではないですし、色止めで酢水に浸けると、ほくほく感が出なくなるので、煮物の時は酢水に浸けない方がいいですから、繊細なメニューでは皮は剥いたほうがいいですね。
ゴボウと同じで鉄と反応して黒く変色するので、鉄の鍋も御法度です。
<レンコンとシイタケ、ネギの煮物>
乱切りしたレンコンとシイタケ、ネギを出汁、塩、醤油、酒、砂糖で煮るだけ。火が通ったらそのまま冷まし味を馴染ませ、食べる直前に暖め器に盛ったら小ネギの小口切りを振る。
それぞれの食材の旨味があるので、調味料は少なめで。
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