2011年7月24日日曜日

ウナギはどこへ?

今年の夏の土用の丑の日は7/21と8/2の2日あります。

たまたま台風の影響で7/21は涼しかったですが、昨年以上に厳しい暑さの今年、この日でなくてもでも食べたいと思っているのですが、ここ最近の鰻の高値はハンパないですね。

土用の丑の日が過ぎれば少しは落ち着くにしても、そもそもの高値はウナギの漁獲量の減少にあります。

もともとここ数年の日本の天然ウナギは減少していて、1960年代には年平均3,000tの漁獲量が2000年代には620tになり減少は続いています。

天然でなくても養殖があるじゃないかと思われるかも知れませんが、ウナギの完全養殖はまだまだ実用レベルになく、養殖鰻の100%が稚魚である天然シラスウナギを採捕し育てたもの。

このままでは日本のウナギはどうなってしまうのでしょう。

子供の頃には鰻屋さんの軒先には桶に入った活ウナギが見られましたが、いつからかすっかり見ない光景となってしまいました。

この光景が再び見られるようになるため、安定した水産資源の持続についてもっと出来る事がないか考えることも必要だと思いました。

というわけでウナギではなくアナゴで栄養補給。

アナゴのビタミンA含有量はウナギほどではありませんが、他の魚に比べれば100倍近くと豊富。

しかも脂肪分はウナギの約半分で健康的です。


アナゴの柳川風
よく洗ったゴボウは斜め薄切り。
できれば皮付きのままアク抜きしないほうがいいです。
アナゴは皮側に熱湯をかけヌメリを取り、食べやすい大きさに切っておく。
出汁、醤油、砂糖を煮立てゴボウとアナゴを入れ、火が通ったら卵を回しかけ蒸らす。
器に盛って青ネギを散らします。

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