国立科学博物館で開催中の「恐竜博2011」に行って来ました。
まだ夏休み直前でぎりぎりセーフでは?と思っていたのですが、さすがにものスゴイ混雑。
夏といえば「恐竜展」と「昆虫展」ですが、昆虫に比べ恐竜の方が老若男女に人気なようで、子供だけでなく大人も多いのですから、夏休みは関係ないのかも知れません。
さて、今回の目玉は「待ち伏せティラノ」と「トリケラトプス」の全身復元骨格ですが、考えてみると実物ではない骨格標本がこれだけ人気なのは恐竜だけですよね。
しかも骨なのに生きているかのようなポーズをとらせるのですから恐竜の世界は不思議です。
他の動物にも骨格標本というものは世の中にはあって、しかも復元ではなくこちらは実物なのですがあまり人気がないようです。
では恐竜は骨だからカッコイイのか?というと、ミュージアムショップでは骨ではない恐竜のフィギュアや図鑑が大人気なのですから恐竜のマーケットは不可思議なことだらけです。
恐竜博を見たあとは地球館と日本館の常設展示へ。
復元や模型も多くありますが、やはり実物標本が魅力的です。
部屋ごととか壁ごと持ち帰りたくなるものばかりで困ってしまいました。
海草類の標本は樹脂に閉じ込めて一面の壁に。
格子の天井採光を背景にした体長7mの「フタバスズキリュウ」の全身復元骨格がカッコいいです。
写真撮影が可能なのはいいのですが全体的にちょっと暗すぎるのが難点ですね。
常設展示は高校生までは入場無料というのは初めて知りました。羨ましいかぎりです。
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