デザイン学校の2年生の授業では「ビジュアルコミュニケーション」という科目を担当、グラフィックデザインを制作する上で必要な、視覚的な情報伝達を考える授業です。
今年度のスタート課題は「ブランディング」。
競合商品の中から自社製品を選んでもらうためには、統一されたオリジナルなイメージが必要ですが、視覚的なデザイン制作に入る前に、その根幹となるコンセプトイメージをはっきりさせることで、その後様々なメディアで展開されるビジュアルイメージをぶれずに表現することができます。
新しく開店するパティスリーのグラフィックデザインを制作するにあたり、まずはデザイン制作のためにイメージを統一するキャッチフレーズを考えました。
教室には学生さん達が考えたキャッチフレーズが壁一杯に貼られ、みんなで分析。
ワイワイ、ガヤガヤとおしゃべりしながら、一見脱線しているようですが、目の前のキャッチフレーズから受ける素直な感想もとても大切。
広告で使用するキャッチコピーではないので、カッコいいことよりも明解でしっかり意味が伝わり、イメージできる世界観が表現できていることが重要。
客観的に分析できるよう、みんなで投票しながらさらにブラッシュアップを進めました。
キャッチフレーズができたら、そのイメージを大切にして、いよいよビジュアル展開していきます。
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